R7年度 第2回 感染対策委員会を開催しました

 2025年11月22日開催


インフルエンザと感染症対策

      インフルエンザの流行状況と各事業所の対応

- 江南市で定点あたり28.67、名古屋市で20.86と、インフルエンザ報告数が警報級に増加。

- 各事業所の状況:

  - ヘルパー・利用者の感染者はいないが、現場での流行により1週間停止したケースあり。

  - 現時点でインフルエンザ感染の報告なし。

  - ヘルパー・利用者の感染者はいないが、家族(子供)の学校で学級閉鎖が多く発生。

感染症予防策の再徹底

- 流行を受け、予防策の再徹底を協議。

  - 事業所内でのマスク着用・手指消毒

  - 2時間ごとの窓開け換気

  - 訪問から戻った際のうがい・手洗いの徹底

- 訪問時のマスクは各事業所で強制ではないが、状況に応じて各自判断で着用。

- 基本原則「持ち込まない、持ち出さない、広げない」を再確認。

  - 科学的対応(消毒薬)+物理的対応(流水での手洗い)が有効。

  - 咳エチケット、汚物処理時の注意、環境整備の重要性も確認。

防護具(エプロン等)の使用状況

- エプロン・防護服は常備しているが、日常的な使用はほとんどなし。


今後の感染症(ノロウイルス等)への注意喚起

- 冬季のノロウイルスに注意。

  - 生牡蠣が原因となるケースが多く、食品由来感染への注意喚起が必要。

  - 広島で養殖牡蠣が不作との情報を共有。

- 嘔吐物処理時はマスク・ガウン・手袋の着用が原則。ただし一般家庭には次亜塩素酸ナトリウムがないことが多く、実践が難しい課題あり。

インフルエンザワクチン接種に関する方針

- 各事業所の接種対応を情報交換。

- 接種費用は医療機関により3,500〜4,000円が相場。

- 65歳以上は1,500円で接種可能。


会議で結論が出ていない、または明確なアクションアイテムがない事項

1. 訪問先で利用者が嘔吐した場合など緊急時の具体的対応プロトコルが未整備。防護具や消毒液(次亜塩素酸ナトリウム等)を常備していない場合の指針策定が必要です。

2. インフルエンザワクチン費用補助の方針が事業所により異なる。登録ヘルパー等の非正規社員を含めた統一方針の検討余地があります

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